そう。
まさに、そう。
という訳でこんばんは。
第三次umphが結成されてから変拍子主体に転換する為に1カ月に１曲のノルマを自分達に科して、もがき苦しみ頭を悩ませるという事を楽しむ。云わばドＭの様なバンドでGtを弾いている齊藤です。
今年に入り「バースデイ」「19」「intro」「Satsuki」と1カ月毎にアウトプットしてきましたumphが7月、リピートフレーズを題材にした7拍子の楽曲制作をしているんですが、恒例のあぁでもない、こうでもないとしていく創造と破壊の連続。これで成り立つスタジオワーク。
まさに。葛藤の連続。
クライアントがいる訳でもなく
レーベルが付いている訳でもなく
お客さんからリクエストがある訳でもなく
一つの指標も無い中で不明瞭な「正解」を模索するのって、まさにコンパスを投げ捨てて富士の樹海に入り、「今迄に見た事ない景色を探すんや！」とか言って特にここまで言ったらゴールとか湖に着いたら到着とかまったく決めずに樹海の奥深くに入って行く様な作業。
いや、普通に考えたら遭難ですよ。
きっとこの作業の出口が見えずバンドが解散したり仲悪くなったり、音楽性の違いやら何やらかんたらするんだろうなーと思うんですが、幸か不幸か喜んで遭難するのが好きなメンバーが揃っている私達umphはひたすらに自信を持って「納得」出来るモノが出来るまで、
テントを張り
バーベキューを行い
あの娘が好きだと語り
たまにケンカをしたり
仲直りして肩を組み
キャンプファイヤーしたりして
星を数えながら
将来の夢を語り合い
酒を酌み交わし
頑張ろうぜ！と共鳴しながら
景色の変わらない鬱蒼とした樹海の中に滞在します。。。
ほら、間違いなくドＭなバンド !
僕らの中での正解はメンバー全員の「自信」と「納得」の表現。
別にテクニカルを求めている訳でも客受けを狙っている訳でもなく。
芸術は自己完結で商業は第三者評価。
umphは商業というよりは芸術に寄るバンドだなぁと思います。
そんな僕らのエゴを好きだと聞いてくれるお客さん有難う。
完全にあなた達に生かされています 笑
もうすぐ樹海から出れるかなぁという時期でして納得いくものが出来上がると思うので楽しみにしてて下さい。それまでは作曲、それ苦しい。遭難キャンプを楽しみます。
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